日本100名城(34)

七尾城(ななおじょう)は、石川県七尾市古城町にあった日本の城(中世の山城跡)。別名、松尾城とも末尾城とも呼ばれています。
日本五大山城の一つとされます。
昭和9年国史跡に指定されています。
この七尾城は、七尾湾が一望できる石動山系の北端にある標高313mの城山にあり、その尾根から枝分かれする行く筋もの大小の尾根にも無数の砦を配置した巨大かつ堅固な山城です。「七尾」という名は「七つの尾根」(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)から由来した名です。別名として「松尾城」あるいは「末尾城」と記した資料も残っていますが、これは城が七つの尾根のうち松尾に築かれたためです。

応永13年(1406)能登の守護として入国した畠山満則が居館を構えたことに始まる。その後,畠山氏数代にわたって拡築を行ない,九代170年間の居城となったが,天正5年(1577)上杉謙信の攻略にあって落城,畠山氏も滅亡した。同9年,前田利家の領有となり,いったんは入城したが,翌年,廃城となった。

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七尾城縄張り

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七尾城入口

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七尾城城跡

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城山展望台から望む七尾城本丸跡

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本丸跡

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本丸櫓台

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本丸跡地のすぐ側にある、城山神社

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武具を整えるための調度丸跡

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古道

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七尾湾の美しい景色