2019-02-16 日本100名城(49) 小谷城(おだにじょう)は、梯郭式山城で標高約495m小谷山(伊部山)から南の尾根筋に築かれ、春日山城、七尾城、月山富田城、観音寺城と共に日本五大山城の一つに数えられる。滋賀県長浜市湖北町伊部(旧・近江国浅井郡)にあった。戦国大名浅井氏の居城であり、浅井長政とお市の方との悲劇の舞台として語られる城である。堅固な山城として知られたが、元亀・天正の騒乱の中で4年間織田信長に攻められ、天正元年8月28日(1573)落城した。その後、北近江の拠点は長浜城に移されたために廃城となった。現在は土塁・曲輪などのほか、先駆的に取り入れられた石垣なども遺構として残っている。城跡は国の史跡に指定されている。 小谷城縄張図 小谷城跡絵図/小谷城址保勝会蔵 小谷城跡の曲輪分布図 千畳敷曲輪 小谷城址の石碑 浅井長政画像 姉川古戦場跡 小谷山 御茶屋跡曲輪 御馬屋敷曲輪 馬洗池跡 首据石 本丸下にある石垣 大堀切下 大堀切 中丸跡 小丸跡 山王丸跡 石垣 山王丸から大嶽城方向 小谷城の復元模型