フェラーリ 340 MM
1953年に新設されたスポーツカー世界選手権の全カテゴリー制覇を目指すスクーデリア・フェラーリは、ランプレディ系4100ccエンジンを搭載する340 MMを完成させた。このマシンはシーズン半ば、4500ccエンジンを積む375 MMへと進化を遂げている。
エンジン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク80mmⅹ68mm
総排気量:4101.66cc
最高出力:300㎰/6600rpm
最高速度:270km/h
製造年度:1953年
生産台数:約10台
フェラーリ F 40 レーシング
W S P C の新カテゴリーに参戦するはずだった F 40 レーシングは、このクラスのレースが開催されなくなったため活躍の場を失った。しかし、代わりにエントリーした I M S A で好成績を挙げている。イタリア・スーパーG T 選手権でも、F 40 レーシングは、圧倒的な速さを見せつけた。
エンジン:ミッドシップ縦置き 90度V型8気筒、ボアストローク82mmⅹ69.5mm
総排気量:2936cc
最高出力:780㎰/8100rpm
製造年度:1988年~1996年
製造台数:F 40 L M+F 40 コンペティツィオーネ:18台(異説あり)、イタリアG T 選手権用:10台強、F 40 GT+F 40 GTE:10台