フェラーリ 250 GTO/64

1962年~1963年に250 GTOが活躍した後、後継マシン 250 LMが誕生した。しかし250 LMは、GTホロモゲーションを得られなかった。このためマラネロの技術陣は、1964年シーズンに向けて、250 GTOのモディフィケーションに着手する。

f:id:kouji-katayanagi:20210715144734j:plain

フェラーリ 250 GTO /64 (91)

f:id:kouji-katayanagi:20210715144826j:plain

フェラーリ 250 GTO /64 (91) 1/43

 

 エ ン ジ ン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク 73mmⅹ58.8mm

 総 排 気 量:2953.21cc

 最 高 出 力:300㎰/7500rpm                

 最大トルク : 22kg-m/5500rpm

 最 高 速 度  : 280km/h 

フェラーリ 375 アメリカ

F1のレギュレーション変更で出番を失った 375 F1のユニットは、1953年シーズンに復活を遂げる。耐久スポーツマシン375MMは大成功を収め、やがて4500㏄ユニットを搭載する北米向けストラダーレ“375 アメリカ”が作られることになった。

f:id:kouji-katayanagi:20210711170056j:plain

フェラーリ 375 アメリカ (90)

f:id:kouji-katayanagi:20210711170123j:plain

フェラーリ 375 アメリカ (90) 1/43

 エ ン ジ ン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク 84mmⅹ68mm

 総 排 気 量:4522.09cc

 最 高 出 力:300㎰/6500rpm                

 最大トルク : 40kg-m/5000rpm

 最 高 速 度  : 240km/h 前後

フェラーリ 250 LM

GTカテゴリーにおける優位を保つため、エンツォ・フェラーリミッドシップレイアウトのニューマシンを企画する。こうして1963年のパリサロンで250 LMがデビューしたのだが、CSIはこのマシンにGTホモロゲーションを与えようとしなかった。

f:id:kouji-katayanagi:20210707140702j:plain

フェラーリ 250 LM (88)

f:id:kouji-katayanagi:20210707140950j:plain

フェラーリ 250 LM (88) 1/43

                            スペック(3000ccバージョン)

 エ ン ジ ン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク 73mmⅹ58.8mm

 総 排 気 量:2953.21cc

 最 高 出 力:300㎰/7000rpm                

 最大トルク : 30kg-m/5500rpm

 最 高 速 度  : 約280km/h

フェラーリ 458 イタリア

フェラーリ伝統の2シーターV8ミッドシップシリーズは、2009年に第七世代へと進化した。フランクフルトショーで発表された458 イタリアは、従来との明確な断絶を示す斬新なボディをまとっていた。直噴エンジンマルチリンクサスなど、新テクノロジーも多数採用されている。

f:id:kouji-katayanagi:20210703233522j:plain

フェラーリ 458 イタリア (87)

f:id:kouji-katayanagi:20210703233619j:plain

フェラーリ 458 イタリア (87) 1/43

エ ン ジ ン:ミッドシップ縦置き 90度V型8気筒、ボアストローク94mmⅹ81mm 

総 排気 量 :4499cc

最 高 出 力:570㎰/9000rpm

最大トルク : 55.1kg-m/6000rpm

最 高 速 度:325km/h

フェラーリ F 40 GTE LM

1987年に登場したセプショナルカー“ F 40”は、当時のストラダーレのなかでは突出した高性能を持っていた。やがて F 40 をベースに複数のコンペティツィオーネが作られ、IMSAGTOクラス、スーパーカーGT選手権、BPRシリーズ、そしてルマン24時間を闘うことになる。

f:id:kouji-katayanagi:20210629161407j:plain

フェラーリ F40 GTE LM (86)

f:id:kouji-katayanagi:20210629161437j:plain

フェラーリ F40 GTE LM (86) 1/43

       スペック(1991年型F 40コンペティツィオーネ)

エ ン ジ ン:ミッドシップ縦置き 90度V型8気筒 、ボアストローク82mmⅹ69.5mm 

総 排気 量 :2936.22cc

最 高 出 力:780㎰/8100rpm

最 高 速 度:367km/h

フェラーリ 250 GTE 2+2“ポリッツイア”

初の大量モデルである250GTの成功を受け、フェラーリは同シリーズのバリエーションを増やしていく。リアに小さなシートを備えた250 GTE 2+2は1960年に誕生した。そしてこの年、2台の250 GTE 2+2がローマ警察に納入されている。

f:id:kouji-katayanagi:20210625112615j:plain

フェラーリ 250 GTE 2+2“ポリッツイア″ (85)

f:id:kouji-katayanagi:20210625112649j:plain

フェラーリ 250 GTE 2+2“ポリッツイア″ (85) 1/43

 エ ン ジ ン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク 73mmⅹ58.8mm

 総 排 気 量:2953.2cc

 最 高 出 力:240㎰/7000rpm                

 最大トルク : 26.7kg-m/5000rpm

 最 高 速 度  : 220km/h

フェラーリ 166 MM

新興コンストラクターだったフェラーリが、モータースポーツ界で名声を確立することに、最も貢献したマシンが166 MMだった。カロッツェリア・トゥリングのボディをまとう“前期型166 MM”は、デビューシーズンから3つの国際的な耐久レースを制している。

f:id:kouji-katayanagi:20210617135158j:plain

フェラーリ 166MM (84)

f:id:kouji-katayanagi:20210617135238j:plain

フェラーリ 166MM (84) 1/43

 エ ン ジ ン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク 60mmⅹ58.8mm

 総 排 気 量:1995.02cc

 最 高 出 力:140㎰/6600rpm

 最大トルク : 16.2kg-m/5000rpm               

 最 高 速 度:220km/h