リアシートを備えるフェラーリとしては、初のシリーズ生産車となった250 GTE 2+2。イタリアでの好景気を受け、3年間で950台以上がリリースされた。そのなかの1台は、イタリア警察に納入され、首都ローマの治安を護ったという特殊なキャリアを持っている。

フェラーリ 250 GTE2+2 ㊽

フェラーリ 250 GTE2+2 ㊽ 1/43
エンジン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク73mmⅹ58.8mm
総排気量:2953.21cc
最高出力:240㎰/7000rpm
最高速度:220km/h
製造年度:1960年~1963年
生産台数:約950台