1984年、ベルリネッタ・ボクサーの後継となるミッドシップカーが、パリのシャンゼリゼ通りで発表された。ボディサイドのの大型エアインテークと、5枚のルーパーが特徴的なこのマシンは、1950年代から1960年代初頭にかけてサーキットを席巻した伝統的名車の名…
終戦直後の1945年から開発が始り、1947年に完成した125Sは、初めて「フェラーリ」の名前が与えられたマシンだ。このフェラーリ第一号車は、すぐにスポーツカーレースに投入され、いくつもの勝利をスクーデリアにもたらしている。 フェラーリ 125 S⑯ フェラー…
365 G T B/4は、かずあるフェラーリGTのなかでも、特に美しいフォルムを持つマシンである。走行性能も卓越しており、コンペティション版がレースで優れた成績を残した。550マラネロが登場するまでの23年間、「最後のフロントエンジン・ベルリネッタ」と呼ば…
2002年、F40とF50の流れを受け継ぐ新しいプレミアム・ベルリネッタが発表された。創業者である「エンツォ」の名を与えたところに、このマシンに対するフェラーリ社の自信のほどが窺える。斬新なエクステラデザインは、F1マシンと同様に走行性能のみを追求し…
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フェラーリGTのなかでも、名車中の名車といえる250GTO。ドライバーたちに数えきれほどの勝利をもたらし、インターナショナルGTチャンピオンシップ三連覇を遂げた。「O」はイタリア語のオモロガード。つまりホモロゲーションを得たことを意味している。 フェ…
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1982年、ハニカム構造のアルミ材によるモノコックシャシーを採用し、カーボンファイバーなどで各部を強化したフォーミュラマシン「126 C 2」が登場した。エアロダイナミクス性能に優れ、エンジンの信頼も高い126 C 2は、十分にタイトルを獲得できるだけのポ…
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トゥリングがデザインを担当したこのバルケッタは、黎明期のフェラーリ車の中で最も華やかな栄光に包まれたモデルである。MMの車名は、166Sが成し遂げた1948年のミッレミリア優勝を祝うためにつけられた。そして1949年になると、この166MMがミッレミリアを制…
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21年の空白を経て、フェラーリのスポーツプロトタイプ・マシンが復活した。カーボンファイバーのボディ、F50用をベースにしたエンジン、F1テクノロジーを活かしたギヤボックスを持つ333SP は、参戦したほとんどのレースを勝利で飾り、1995年のIMSAチャンピオ…
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新時代のテクノロジーを投入したV8フェラーリである360モデナ。2000年、このベルリネッタをベースにしたスパイダーが誕生した。400馬力のパワーと優美なラインを持つ360スパイダーは、たちまち「最も先進的なスーパーオープンモデル」という評価を獲得した。…
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1984年、新たGTOが誕生した。このベルリネッタはツインターボ・エンジンを搭載しており、プライベートレーシングチームにとって強力な武器となるはずだった。しかし、開発中にグループBカテゴリーが廃止されたため、活躍の場を奪われてしまったのだ。 フェラ…
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フェラーリロードカーの歴史のなかで、初めてミッドシップを採用したディーノ。フィアット社とのコラボレーションで生み出されたエンジン、誰もが目を奪われる美しいスタイル、そして何よりもフェラーリGTの神髄というべきドライビングパフォーマンスを持っ…
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多くの栄冠にフェラーリマシンの殿堂に連なる1台。歴史に刻まれた『テスタロッサ』の名前は赤く塗られたカムカバーに由来している。このマシン以降、赤いカムカバーは、高性能車の一つの象徴になった。 フェラーリ 250 テスタロッサ 1957年～1962年⑥ フェラ…
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ルーフを装着した250Pともいうべき250LM。1962~63年のGTチャンピオンマシン250GTOの後継車として登場したのだが、GTカテゴリーの公認を得ることができず、プロトタイプカテゴリーで大排気量マシンたちと闘うことになった。 フェラーリ 250 LM 1964年～1965年…
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フェラーリロードカーの最高峰575Ⅿマラネロは、ロングノーズに12気筒エンジンを搭載した真のグランツーリズモである。前のモデルとなる550マラネロから基本フォルムとコンセプトを継承しているが、Modificata(改良)を意味するMの文字が、メカニズムのさらな…
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2000年、2001年と連続してタイトルを獲得してきたスクーデリアにとって、2002年の目標は「継続」だった。もちろんこの目標は達成された。奇跡的ともいえるＦ2002の活躍によって、ワールドタイトルはまたもマラネロに残ることになった。 フェラーリ F 2002 20…
vk.com【厳選】世界初の航空母艦鳳翔より第二次大戦前、第二次大戦中に建造中の笠置、第二次大戦後解体される伊吹まで.. |
1995年、フェラーリ社は創立50周年をやや前倒しする形で、美しいボディとＦ１で培った技術を併せ持つ高性能マシンを発表した。製造台数はわずか349台。8億リラ(40万ユーロ)という価格にもかかわらず、世界中のスポーツカーフリークから注文が殺到した。 フェ…
新世紀のフェラーリスタイルともいうべきフラットアンダーボディフォームを採用した360モデナ。このベルリネッタは、400馬力を発揮するエンジンとシャーシーにより、時速295キロの最高速度を実現した。 フェラーリ 360 モデナ 1999年 ① フェラーリ 360 モデ…
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