日本100名城(22)
八王子城は16世紀武蔵国(現代の東京都八王子市元八王子町)に存在していた日本の城で北条氏の本城である小田原城の支城であり、関東の西に位置する軍事上の拠点であった。標高445 m(比高約240 m)の深沢山(現在の城山)に築城された中世山城である。深沢山は華厳菩薩妙行が延喜13年(913年)に山頂で修業した山で、修行中に牛頭と8人の王子が現れたとして延喜16年(916年)にを祀ったことから、八王子城と名付けられた。
八王子城は北条氏康の三男である氏照によって築城されました。築城の際には、織田信長の安土城を参考にしたともいわれています。小田原城の支城であり、北条氏最大の支城でした。豊臣秀吉の小田原征伐の一環として豊臣方の上杉景勝・前田利家・真田昌幸らに攻められ、落城しました。その後、徳川家康によって廃城となりました。